TVボード、キッチンカウンター、キャットウォーク造作
リフォーム施工をご依頼のお客様から、ファミリエ事務所の造作家具を見ていただいて家具造作依頼です。ご存じの方も多いと思いますが再確認のため私は不動産業の仕事をしており職人ではありません。ネットで探したが気に入った家具が見つからないと言うこと、リフォーム時に抜けない柱の用途でキャットウォークにすると良いのではないかと私が提案したこと、そんなことから家具作成に至りました。
今回もcaDIYというソフトを使って事前に図面を作成して材料はカット後塗装して現場で組み立て施工とします。キャットウォークは柱の寸法がまちまちなので現場合わせでカットとしました。
TVボードは簡単です。最近のHDDレコーダーは奥行きが無いため奥行き300mmで作成しました。
キッチンカウンターはあらかじめ何を収納するかをヒアリングして高さや幅を決めた完全オーダーメイド家具です!お客様も大変気に入ってくれて自信作の一つとなりました。
今回一番大変だったのがキャットウォークの造作です。柱に合わせて板材をぴったりカットしてボンドを塗ってはめ込んで、最後に仕上釘打機で固定。柱も古びれていたので化粧と板材の補強も兼ねて檜材を貼り付けています。「板材を支える役目+化粧材=切断部を見せない加工が大変」猫ちゃん遊んでくれてるかな~。遊ばなければ小さな観葉植物を置いてもいいと思ってこの形にしてみました。
事務所作業台
デザイン家具に明細地図を置いていますが、広げるスペース(奥行き)が無いと言われてしまい、余り材料で作業台を造作。サクッと作ったので今回はイーニッサンを組んでアイアンペイントで塗装して棚板を乗せて固定しただけです。
高さはきっちり合わせたのですが、作った後に奥の棚と足の幅を合わせれば良かったなーと。。。
重い腰を上げて足の位置だけ修正しました!!
壁面に合わせた収納棚
ファミリエ事務所打合せ室の壁面に合わせて作った収納棚を造作しました。
こちらも同様に壁面に合わせた収納棚になります。
caDIYというソフトを使って図面を作成すると作業が楽になりますのでお勧めです。木取図も自動で作ってくれるソフトなので、必要な材料や概算金額まで計算できます。
しっかり図面さえ作れれば、その寸法通りに切って塗装して組み立てるだけになります。
2つの収納棚造作で使った材料(材料費5万円くらい)
天板と底板に使用したパイン集成材1820×910×25(サブロク板)3枚
棚板、側板にパイン集成材1820×910×18(サブロク板)6枚
背板に4mmのラワンベニヤ1枚
幕板に30×40の野縁(イーニッサン)角材が3m×6本
※ビスやダボ(見える部分はダボ+木工ボンドで見えない部分はビスで接合)、ワックス代は別途
事務所設置アイアン家具
事務所に設置してあるアイアン家具
アイアンラックは溶接さえ出来れば難しくはありませんが、溶接はほぼ初めてだったので中井町のエクスアートというワンオフマフラー製作会社代表の友人に教わりました。斜めのデザイン棚は45度の切断と溶接も難しいですが、溶接時のアングルの歪みで図面上に寸法とズレが出てしまったので、切断して組み立てるというより寸法や角度を合わせながら切断して溶接、棚板も最後に寸法合わせて切って塗装して組みつけたら完成。全部現場合わせの作業になってしまいましたが、図面通り1ミリのズレなく切断溶接が出来るようになりたいです。最初は手こずりましたが慣れると楽しいしDIYの幅が広がった気がします!
作り方を簡単に説明すると、アングルを切断(高速切断機)したら溶接して塗装。最後に切断塗装済みの棚板を組み込んで溶接して完成。文字で書くと簡単。。。
ここでもcaDIYソフトが大活躍です。図面通りに作れたときは嬉しいです!いや、図面通りいかなきゃそれはそれで大変なことなんですけど・・・
電動式昇降デスク
自己使用の電動式昇降デスク 昇降足はamazon
これは電動式昇降デスクを作るのにただ天板を乗せるだけじゃDIY職人の名が廃る!と思いからIKEAにあったL型天板を真似て杉板一枚板をヤフオク買ってDIY!斜め45度の切断がこんなに難しいとは思わなかった・・・大工さんに聞いても「それ難しいやつ」言われました。切断面を合わせるために電動かんなとオービタルサンダーで真っ平に合わせてビスケットジョイントと木工ボンドで接合したらベルトクランプで一日乾かしました。完成時はぴったり納得いく仕上がりだった接合部ですが、時間が経った今は隙間が出来ています。この辺がDIYとプロの差なんでしょうね。この失敗を教訓に次に生かす!これDIYの鉄則だと思っています。失敗はたくさんしていいと思います。ただケガだけは気をつけて対策できることはしっかりして作業を行うようにしてください。
従業員用の大型デスク
従業員用の2m×2mの大型デスク 足は溶接で作成
最初は購入しようと思っていたデスクですが、インターネットを駆使して探してもどこにも売っていない・・・その結果DIY!
材木屋さんで厚みのある杉板を2枚に裂いてもらって、電動かんなでひたすら製材したあとはビスケットジョイントで接合。溶接して自作した足に乗せて完成となりますが、何日かかったことやら・・・・
余った端材で工作
ローテーブルやスリッパラック、棚や鏡の枠等を余り材料で作ってみました。
鏡のフレームは木材にトリマーで鏡の厚み分の溝を掘ります。45度の切断はスライド丸のこがあると正確ですが無ければ丸のこで頑張りましょう。鏡をフレームに組み込んだら木工ボンドを付けて仕上げ釘打機で目立たないように固定して完成。竹ひごやだぼを使ってビス穴を隠す方法等色々やり方はあるみたいなので、興味がある方は検索してみるといいでしょう。
子供達もDIY
男の子は自分でバーナー使って焼き杉仕上げのコミックラックを勉強机下の寸法に合わせて作成。お姉ちゃんは刷毛で塗装仕上げをした本棚を作りました。
エルグランドに作業道具棚・キャンプ用具棚をDIY
エルグランドの3列目シートを外して作業道具棚&キャンプ用具棚をDIY。簡単に取り外し可能です。
焼き杉仕上げのバーナーを使った焼入は娘が手伝ってくれました。材料はイーニッサンと針葉樹合板のみ
作業台(ペケ台)DIY
大工さんが使っている作業台を作りました。針葉樹合板でもコンパネでも3枚あれば作れる便利な作業台!うちではキャンプやBBQでも使っています!子供には卓球台!
飛沫防止対策DIY
コロナ飛沫防止対策パーテーションDIY。デスクに合うものがなかったのでイーニッサンと透明のテーブルクロスで作りました。材木はオイルステインで塗装して既存デスクに近い色味に仕上げています。